ドウェル G04

プログラムを一定時間停止すること。

ドウェル G04 はプログラムを一定時間停止すること。 プログラム品質はサイクルタイムだけでなく、異常復旧のしやすさにも直結します。 G04 のドウェルは加工安定化に有効ですが、入れすぎると熱影響とサイクルロスが増えるため注意が必要です。

工程設計での考え方

サブプログラムや条件分岐を使う場合は、戻り先とキャンセル条件を先に設計しておくと保守しやすくなります。 重要ブロックはコメントで意図を残し、レビュー時の見落としを減らします。

実装時の実践ポイント

  • 再開手順を事前に標準化して、停止後の復帰を安全に行う。
  • プログラム番号と改訂履歴を連携し、現場で旧版が混在しないようにする。
  • 安全開始行で座標系・補正・送り単位を毎回明示し、初期状態を固定する。
  • 単発修正は該当ブロックだけでなく前後のモーダル状態まで確認する。

トラブルシュートの起点

制御依存の差を無視して横展開すると、量産移管時に不具合が顕在化しやすくなります。 加工前に安全行と終了行の整合を確認し、往復で同じ状態に戻ることを担保します。

カテゴリ別レビュー

改善活動では、このカテゴリの基準値を揃えることが再現性向上の近道になります。

  • 重点モニタ : modal state / safe blocks / return flow
  • 連動して確認したい観点 : マクロ変数の初期化と上限下限チェックをレビュー項目に入れる。
  • 引き継ぎ時の記録 : 機種差異がある行はコメントで制御装置名を明記する。

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